ヴァンパイアと同居中！！ ～赤に恋して～

グラリとよろめいた体は、そのまま月模にダイブ。


「えっ！？ちょっと月模………！？」


急いで離れようとするけど、ギュッと抱きしめられて身動きが出来ない。


月模は何やら嬉しそうに笑っていた。


「おおそうだよな？愛情表現は大切だよな？」


「えっ？えっ？」


「だったらもっときちんと愛情表さないといけないよなぁ？」


混乱する私に、月模の顔が近づいて来る。


そしてそのまま、唇を奪われた。


「んっ……」


し…しまった。


私がした事は、逆効果だったのかぁ～～～～っ！！


「葵………カワイイ」