ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
だって2ヶ月、毎日1度は顔あわしていたんだもの。
相手がメチャクチャ大嫌いなヤツで、顔見るのもうんざりっていうパターンなら、ここまで悩む必要性は無かった。
逆に大喜びしたと思うけど、月模は私の大切な恋人なんだもん。
“さみしい”や“悲しい”と思わない方が、変だよ……
「だな………マジで色々とあったな」
私の呟きに、月模が懐かしそうな笑顔で答える。
私の頭に、同居初日の出来事が蘇った。
「その“色々”の最初が、クラスメイトがヴァンパイアだって知らされた私の気持ち、アンタちゃんと考えた事あったワケ?」
相手がメチャクチャ大嫌いなヤツで、顔見るのもうんざりっていうパターンなら、ここまで悩む必要性は無かった。
逆に大喜びしたと思うけど、月模は私の大切な恋人なんだもん。
“さみしい”や“悲しい”と思わない方が、変だよ……
「だな………マジで色々とあったな」
私の呟きに、月模が懐かしそうな笑顔で答える。
私の頭に、同居初日の出来事が蘇った。
「その“色々”の最初が、クラスメイトがヴァンパイアだって知らされた私の気持ち、アンタちゃんと考えた事あったワケ?」