ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
家の中に入った私達は、階段を昇って2階へ。


「三船君の部屋はここ。自由に使っていいって、お父さんが言ってたから」


ずっと空き部屋だった所の扉を開けると、ちゃんとキレイに掃除されていた。


出張前だったと言うのに…さすがだわ、マイマミー。


「へぇ、いい部屋だなぁ。ありがたい」


室内に入った三船君は、キョロキョロと周りを見渡していた。


ってか………やっぱり顔がいいって得だよね。


三船君、私服姿メッチャ似合ってる………うらやましいぞチクショーーーッ!!


「あっ、三船君、私の部屋、この部屋の隣だから」
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