ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
そう……三船君の部屋の隣の扉には、『葵の部屋』と書かれたプレートがぶら下がっている。


何だってわざわざ隣同士にしたのかは知らないけど、変に緊張するんだけど………!!


まぁ…私そこまで顔やスタイルいいワケじゃ無いし、別にそんなに気にしなくっても―――大丈夫だよね?


「じゃあ私、お昼ご飯作るから下行くね。あっ、片付け手伝おうか?」


「イヤ、大丈夫。オレの方こそ、何か手伝わないと……」


「いいっていいって!出来たら呼ぶね」


ホッ……三船君、結構喋ってくれてるし、何だかんだ言いつつ、優しい人なんじゃない。
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