ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
もしかしたらこれなら2ヶ月無事にやっていけるかもと思いながら、キッチンへ。


「三船君嫌いな食べ物無いって言ってたし……オムライスでいいや」


冷蔵庫の中身を確認して、メニューはオムライスに決定した。


ハムや玉ネギを切ったり何だりして、2人分のオムライスが完成。


結構いい出来栄えで、ホッとした。


「三船くーーん、お昼出来たよーーー」


下から三船君を呼ぶと、彼はすぐに降りて来てくれた。


「オムライス?」


「うん……お口に合うか分からないけど、マズくは無いと思う」


「――――……ウマそうじゃん」
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