ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
学校じゃあちょっとクールで掴み所が無くって、正直不安だったけど、やっぱり三船君……案外いい人だ!


「ありがと、三船君♪」


緊張状態だったのが少しずつ解れて、ノリで同居をOKされた怒りも安らぐ私。


きちんと家事分担してくれる事にニッコリとお礼を伝えた時、気づくべきだった。


「………別に」


そう答えた三船君が、ニヤリと妖しい笑いを浮かべていた事に。


―――
――――
―――――…


「ウ~~ン…何か面白いテレビ無いかなぁ?」


時間は経って、晩ご飯もお風呂も済ませた午後9時……テレビ番組を物色中。
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