ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
◇助けてよ◇
待て待て待て待てぇーーーーっ!!!
い、今この人、何て言ったぁっ!?
「三、三船君、何意味分かんない事言ってるのっ!?いい加減退いてってばぁ!!」
いきなり押し倒され、その上いきなり“血をくれ”と言われて頭の中がゴチャゴチャになった私の訴えが、リビングに飛ぶ。
三船君はムッと唇を尖らせたけど、私の上から退いてくれた。
もちろん私は直ぐ様ソファーから降りて、ピッタリと壁にくっつく。
つけっ放しのテレビから流れるお笑い番組の声だけが、リビングを支配していた。
「あのさ三船君……今血、くれって言った?」
い、今この人、何て言ったぁっ!?
「三、三船君、何意味分かんない事言ってるのっ!?いい加減退いてってばぁ!!」
いきなり押し倒され、その上いきなり“血をくれ”と言われて頭の中がゴチャゴチャになった私の訴えが、リビングに飛ぶ。
三船君はムッと唇を尖らせたけど、私の上から退いてくれた。
もちろん私は直ぐ様ソファーから降りて、ピッタリと壁にくっつく。
つけっ放しのテレビから流れるお笑い番組の声だけが、リビングを支配していた。
「あのさ三船君……今血、くれって言った?」