ヴァンパイアと同居中!! ~赤に恋して~
五十嵐君は穏やかであんまり怒らないキャラクターだから、狙いやすかったのかな?


「……知りたい?なんで達寛が迫られていたのか」


急にニヤッと笑った三船君は立ち上がって、私のすぐ横に移動。


そしてイスに座ってる私の頬に、ソッと手を当てた。


「………っ!?//////」


温かい大きな手の存在に、私の肩がビクッと上がる。


三船君の髪の毛と同じキレイな黒色の瞳から、目が逸らせなかった。


「達寛は………“レティユ”だから狙われてたんだよ」


「レ……レティユ?」


レティユって、一体何だろう………?
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