小さな光 ~月と太陽~
「さっさと着替えてご飯作りにいくぞ」


ベットから降りて藤は自分の部屋へ。

さすがに服までは置いていない。


あたしは急いで着替えを済ますご飯の準備に取りかかる。


キッチンにいると着替えを済ませた藤が降りてきた。



夏なのにしっかりネクタイを締めている藤。


……………カッコいい。




「何ニヤニヤしているんだよ」


「べ、別に…に、ニヤニヤなんかしていないもん」


「はいはい」



その時、電話が鳴った。


「アズー電話」


「はーい」


あたしは料理の続きを藤に任せ電話を手にとる。


朝から電話が鳴るだなんて珍しい。



あたしの友達は基本的に携帯に描けてくる。

藤も仕事の電話は携帯だ。



だったら…誰?



「もしもし…」


「あっもしもし、アズー?元気にしている?藤君も」






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