小さな光 ~月と太陽~
藤がそこまであたしとの事を考えていてくれているだなんて………
知らなかった。
「藤君の気持ちは分かった。
……………アズは…」
あたしに話が振られる。
藤とはずっとずっと一緒に居たい。
明日も明後日ずっとずっと…
「アズは……いいや。
たぶん気持ちは決まっているはずだから」
『気持ちは決まっているはずだから』って…
あたしの意見は全く聞いていないじゃん!
「お二人にお願いがあります」
いまだ真剣な顔の藤。
「梓さんとの交際を認めて下さい」
藤が深く頭を下げたのであたしも一緒に下げた。
お母さん、お父さん。
あたしと藤のお付き合いを認めて!
あたしは心の中で願った。
そして聞こえてきたお母さんの声。
「いいわよ」
なんとも軽い返事。
知らなかった。
「藤君の気持ちは分かった。
……………アズは…」
あたしに話が振られる。
藤とはずっとずっと一緒に居たい。
明日も明後日ずっとずっと…
「アズは……いいや。
たぶん気持ちは決まっているはずだから」
『気持ちは決まっているはずだから』って…
あたしの意見は全く聞いていないじゃん!
「お二人にお願いがあります」
いまだ真剣な顔の藤。
「梓さんとの交際を認めて下さい」
藤が深く頭を下げたのであたしも一緒に下げた。
お母さん、お父さん。
あたしと藤のお付き合いを認めて!
あたしは心の中で願った。
そして聞こえてきたお母さんの声。
「いいわよ」
なんとも軽い返事。