小さな光 ~月と太陽~
そんなあたしの気持ちを察したように藤が明るく話しかけてくれた。
「長期休みになったら遊びにいこうな」
「………うん♪」
そうだよね、遊びに行けばいいんだよ!
「アズ、遊びに来る時は事前に連絡をちょうだいね。
一緒に遊びに行きましょっ」
「色々教えてね」
楽しい時間はそんなに長くは続かない――――…
「アズ、ちゃんと藤君の言う事を聞くんだぞ」
「…………うん」
空港でお父さんとお母さんの最後の別れ…
「お父さん、お母さん…
元気でね」
「んもー、何泣きそうな顔しているの?
ずっと会えない訳じゃないないんだから…」
「うん…」
「アズが笑ってくれなきゃ今からアズを連れていくわよ」
冗談ぽく笑ったお母さん。
その顔を見てあたしは涙を流した。
「長期休みになったら遊びにいこうな」
「………うん♪」
そうだよね、遊びに行けばいいんだよ!
「アズ、遊びに来る時は事前に連絡をちょうだいね。
一緒に遊びに行きましょっ」
「色々教えてね」
楽しい時間はそんなに長くは続かない――――…
「アズ、ちゃんと藤君の言う事を聞くんだぞ」
「…………うん」
空港でお父さんとお母さんの最後の別れ…
「お父さん、お母さん…
元気でね」
「んもー、何泣きそうな顔しているの?
ずっと会えない訳じゃないないんだから…」
「うん…」
「アズが笑ってくれなきゃ今からアズを連れていくわよ」
冗談ぽく笑ったお母さん。
その顔を見てあたしは涙を流した。