小さな光 ~月と太陽~
その日は1日、何をするわけでもなく空を見上げボーッと過ごしていた。
その時、家の電話が鳴った。
「はい、もしもし…」
「もしもしー。
アズ、元気にしている?」
「お母さん!」
海外にいるお母さんからだった…
そういえば海外に発ってから声を聞くのは今日が初めてだ。
「どうしたの?」
「“どうしたの?”じゃないわよっ!
いつもの時間にメールは届かないし、声を聞くと元気がなさそうで…
何かあったの?」
いつもは藤と一緒に起きて「アズ、メールしてこい」と言われてあたしはお母さんたちにメールを送っていた。
けど今日は一緒じゃなかったから忘れていた。
「藤君と何かあったの?」
さすがお母さん。
遠くにいても何でも分かってしまう。
あたしはこれまでの事を簡単にお母さんに説明した。
その時、家の電話が鳴った。
「はい、もしもし…」
「もしもしー。
アズ、元気にしている?」
「お母さん!」
海外にいるお母さんからだった…
そういえば海外に発ってから声を聞くのは今日が初めてだ。
「どうしたの?」
「“どうしたの?”じゃないわよっ!
いつもの時間にメールは届かないし、声を聞くと元気がなさそうで…
何かあったの?」
いつもは藤と一緒に起きて「アズ、メールしてこい」と言われてあたしはお母さんたちにメールを送っていた。
けど今日は一緒じゃなかったから忘れていた。
「藤君と何かあったの?」
さすがお母さん。
遠くにいても何でも分かってしまう。
あたしはこれまでの事を簡単にお母さんに説明した。