小さな光 ~月と太陽~
the Third life
アズの暗闇
如月さんはあたしが作ったピラフを食べ、ソファーの上に座っている。
食べるのが遅いあたしはまだ食べている。
「アズ、聞いていいか?」
きた。
大体如月さんが聞きたい事は想像がつく。
「何をですか?」
「いつから、暗いのが怖い?」
やっぱり。
あたしが思った通り。
一応、遠慮がちに聞いてきた。
「あっ、話したくなかったら話さなくていいから。
ただ俺がちょっと気になったとだけだから…」
「別に話せますよ。けどあたしが話せる範囲なら…」
今まで誰にも言わなかった訳ではない。
ただ聞かれなかっただけ。
聞かれたら話していた…
と思う。
けど触れられたくないと思う気持ちもある。
「ご飯食べたら話します」
あたしは急いで残りのピラフを食べた。
如月さんになら聞かれたっていい。
食べるのが遅いあたしはまだ食べている。
「アズ、聞いていいか?」
きた。
大体如月さんが聞きたい事は想像がつく。
「何をですか?」
「いつから、暗いのが怖い?」
やっぱり。
あたしが思った通り。
一応、遠慮がちに聞いてきた。
「あっ、話したくなかったら話さなくていいから。
ただ俺がちょっと気になったとだけだから…」
「別に話せますよ。けどあたしが話せる範囲なら…」
今まで誰にも言わなかった訳ではない。
ただ聞かれなかっただけ。
聞かれたら話していた…
と思う。
けど触れられたくないと思う気持ちもある。
「ご飯食べたら話します」
あたしは急いで残りのピラフを食べた。
如月さんになら聞かれたっていい。