小さな光 ~月と太陽~
甘い誘惑
「恵子さん!!」
「梓ちゃんどうしたの?
お父さん達は今は旅行中よね…」
「あの“如月さん”って知っていますか?」
「如月君の事かしら。
コンシェルジュの?」
「たぶんそうだと思います」
恵子さんはお母さんのお友達。
あたしが小さい時からこのホテルに働いている。
「如月君がどうしたの?」
「今、一緒に住んでいて…それで…」
「あー…梓ちゃんと一緒に住んでいるのって如月君の事だったのね。
前の時にお母さんから聞いたわ。
そういえばさっき…如月君に会ったわね」
「なんだか急な仕事みたいで」
「そういえばさっき『如月君でなくちゃダメだー』って誰かが言っていたわね…
そうだ!梓ちゃん、如月君の仕事する姿…
見たくない?」
甘い甘い誘惑。
如月さんの仕事姿。
カッコいいんだろうな~…と1人で考えるけど
『絶対に出るなよ』
如月さんの言葉があたしの行動を止めようとする。
行きたいけど…
約束が…
「梓ちゃんどうしたの?
お父さん達は今は旅行中よね…」
「あの“如月さん”って知っていますか?」
「如月君の事かしら。
コンシェルジュの?」
「たぶんそうだと思います」
恵子さんはお母さんのお友達。
あたしが小さい時からこのホテルに働いている。
「如月君がどうしたの?」
「今、一緒に住んでいて…それで…」
「あー…梓ちゃんと一緒に住んでいるのって如月君の事だったのね。
前の時にお母さんから聞いたわ。
そういえばさっき…如月君に会ったわね」
「なんだか急な仕事みたいで」
「そういえばさっき『如月君でなくちゃダメだー』って誰かが言っていたわね…
そうだ!梓ちゃん、如月君の仕事する姿…
見たくない?」
甘い甘い誘惑。
如月さんの仕事姿。
カッコいいんだろうな~…と1人で考えるけど
『絶対に出るなよ』
如月さんの言葉があたしの行動を止めようとする。
行きたいけど…
約束が…