小さな光 ~月と太陽~
「ほら、あそこにいるのわかる?」
「はい……わかります」
ここは恵子さんに連れてきもらったロビー。
如月さんは制服に着替えてお客様と話している。
遠くからでもよくわかる。
背が高く、初めて会った時のように笑う姿。
如月さんの細かい仕草。
どこをとっても如月さんは他の人と違っていた。
一言で言えば………カッコいい。
あたしの彼氏かと疑ってしまうくらいだ。
「梓ちゃんごめん、ちょっと仕事が出来ちゃって…
少しの間、ここで待っていてもらってもいい?」
「大丈夫です」
ありがとー!ごめんねと言って恵子さんは仕事へ戻ってしまった。
このホテルは全国にいくつもの支店がある。
今、あたしがいるこのホテルは本店。
おじいちゃんが最初の経営者。
そして今はお父さんが後を継いで経営をしている。
洋風な感じがするが日本の『和』も取り入れ小さい子も楽しめるようにと『キッズルーム』などある。
ボーっと如月さんを見ていたら如月さんに気づかれてしまった。
最初はびっくりしたような顔をしていたけど涼しい顔をしてあたしに近づいてきた。
ヤバい、どうしよう。
隠れるところがない。
如月さんとの距離は数メートル。
あたしはさっきとってきた道を引き返そうとして体を向けて走り出そうとしたら
「アズっ!」
名前を呼ばれ、
もう逃げられない。
「はい……わかります」
ここは恵子さんに連れてきもらったロビー。
如月さんは制服に着替えてお客様と話している。
遠くからでもよくわかる。
背が高く、初めて会った時のように笑う姿。
如月さんの細かい仕草。
どこをとっても如月さんは他の人と違っていた。
一言で言えば………カッコいい。
あたしの彼氏かと疑ってしまうくらいだ。
「梓ちゃんごめん、ちょっと仕事が出来ちゃって…
少しの間、ここで待っていてもらってもいい?」
「大丈夫です」
ありがとー!ごめんねと言って恵子さんは仕事へ戻ってしまった。
このホテルは全国にいくつもの支店がある。
今、あたしがいるこのホテルは本店。
おじいちゃんが最初の経営者。
そして今はお父さんが後を継いで経営をしている。
洋風な感じがするが日本の『和』も取り入れ小さい子も楽しめるようにと『キッズルーム』などある。
ボーっと如月さんを見ていたら如月さんに気づかれてしまった。
最初はびっくりしたような顔をしていたけど涼しい顔をしてあたしに近づいてきた。
ヤバい、どうしよう。
隠れるところがない。
如月さんとの距離は数メートル。
あたしはさっきとってきた道を引き返そうとして体を向けて走り出そうとしたら
「アズっ!」
名前を呼ばれ、
もう逃げられない。