リアルらぶ





伝えたいことはいっぱいあったはずなのに、



1つも言えなかった。



ただ言えたのは「好き」それだけ。



いざとなると臆病な私。



同じ学校に居てもクラスが違うから



会うことは滅多になくて…



だからたまにでも姿を見かけたらすごく嬉しくて…



私は貴のこと何も知らない。



貴は私の事何も知らない。



もっとお互いのこと知れたらよかったのかな?



貴の一言で一喜一憂して…



いつだったかな?




貴が入院したってメール来たとき本気で心配したり…



心配で心配で仕方なかった。



次の日の授業に集中できないくらい心配していたんだよ?



退院したって聞いたときは本当に安心した。



貴は私が言った些細なことまで覚えていてくれたよね。



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