俺のものは俺のもの          おまえのものも俺のもの
夜の道
ッダン

「っんだよ!どこ見て歩いてんじゃボケ!」

「・・・・・・・」



こんなことにはもうなれた。



家を出て何ヶ月になるんだろう・・・・・。



そんなことを考えながら仕事場に入る。

「慎吾、客来てんぞ」

「あぁ、でも今日はいいや」

「慎吾らしくないなぁ・・・」

俺は、夜の仕事で金を作っている。俺は、はっきし言って女の前に出ることが苦手だ。でも、こうしないと金ができない・・・。
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