俺のものは俺のもの          おまえのものも俺のもの
風邪引かせるといけないから、さくらをベッドで寝かせた。(そして俺はソファーで・・・・涙)




「なぁ、さくらって何歳?」

「ぇ、高3だよ」

高校生だったのかぁ・・・

「1人で出てきてどこ行くつもりだったの?」

「分かんない・・・・
 でも、出て行かないといけない空気だったの」

それからさくらは家であったことを話してくれた。



親が自分のことで毎日ケンカして、離婚するかも知れないとさくらは泣きながら言った。


そっかぁ・・・・それだったら家出ないわけにはいかないか。

辛かったんだろうな・・・悲しかったんだろうな、苦しかったんだろうな。

それを載り超えられずに家出か・・・家の人心配してんじゃねぇか?

さくら・・・・ホントにこれでいいのか?このまま俺の家にいる気か?
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