はちみつキス。

私はそんな大谷を置いてまた、受験勉強へと励む。




が、捷哉は全く勉強をせず、なぜか春愛を見ていた。


春愛はその視線に気づき、気恥ずかしくなりついに口を開く。


春「べっ///勉強しないの?」

捷「…………うん」


短く返事をしたあとも捷哉は春愛をじっと見つめていた。


受験勉強を始めた春愛だが、ここで集中力がきれてくる。



な、なんだしっ!?
大谷はなんで私を見てくるの!?

聞きたいけど、私を見てるんじゃなかったら恥ずかしい!!

私、自意識になっちゃうよ!!



妙な空気と沈黙の中先に口を開いたのは大谷だった。


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