我流!~ガリュウ!~

「お前たちは隼人のブランド、

 降りたつもりなんだろう?」


「『つもり』じゃなくて、

 降りましたけど!!」


「遮んな、バカ。まだ処女のくせに…」



あたしは顔が真っ赤になるのが

わかった。


…てゆーか!!

処女はカンケーなくない!?


イライラしながらも話を聞くために

黙った。



「よし。お前達が降りようとしてもな、

 隼人が許さんぞ。

 
 隼人はど~も、お前達が気に入った

 みたいでな、イメキャラ決定のつもりだ。


 …ま、オトモダチ降ろされて

 悔しい気持ちもわかるがな、

 降りるのは、ムリだ」


< 138 / 212 >

この作品をシェア

pagetop