我流!~ガリュウ!~
#13 大好きな君へ
俺は、ユナは寝ているだけだと
信じていた。
なんで他のみんながユナのまわりで
泣いているかわからなかった。
たぶん、俺は全身でユナの死を
拒否していたんだろう。
亜由と、俺と、ユナと3人で
これから築こうと思っていた未来が
俺にはあったから。
信じれなかった。
信じたくなかった。
彼女が…俺一人をおいて
逝ってしまうなんてコト。