我流!~ガリュウ!~
「…ばか……っ…」
あたしの目からは
涙があふれだしたんだ。
「…あ、あたしだって…
飛鳥が好きだよ…っ」
その言葉を聞いて
あたしの顔を見て
飛鳥はビックリした
表情だった。
「ユナ、俺は…」
その先は、聞けなかった。
あたしがその場から
逃げだしたから。
なんとなく、先が読めた。
飛鳥があたしになんて言うか。
きっと、あたしはフられる。
直感で、そう感じたから。
聞きたくなくて、逃げだした。
あたしは弱い。