隣のアイツはあまあま狼!




「祐杞!」



「・・・」



「祐杞ったらぁ!」



「何?・・・」



「どこ行くの?」



「僕の家・・・」



何でぇぇえ??



祐杞はそれ以上何も言わずにただ歩いた



祐杞は家に入るとわたしを自分の部屋まで連れて行った



「そこ・・・座って?」



祐杞はブレザーを脱ぎながらベットを指差した



わたしはそれに従ってベットに座った



すぐ後に祐杞は部屋のドアを閉めてわたしの横に座った



「直球なんだけど、金浦くんと同居って・・・ほんと?」



「え、なんで知って・・・」



「古谷さんから聞いちゃった・・・

でさ、なんで僕には何も言ってくれなかったの?」



「そ、それは・・・」



「まえも言ったけど僕ってそんなに頼りにされてないの?」



「ち、違うよ?」



「・・・・」



「言い損ねちゃったっていうか・・・」



「それ言い訳だから」



祐杞は俯いたまま消えそうな声で言った




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