隣のアイツはあまあま狼!




「ただいまぁ」



「あ、お母さんだ」



もう立派な大人が小さい子供のように走って行く



「あら、夢芽帰ってたの?連絡ちょうだいよぉ」



「ごめんごめん、お願いがあるんだけど

ちょっとの間こっちに泊めてくれない?」



マジかよ...



「いいけど夢芽の部屋うまってるわよ?」



「なんでぇ~?」



「心愛ちゃんに貸しちゃったのよ」



「え、翔の彼女!?同居してんの?」



「それ初耳なんだけど、ちょっと翔あんた心愛ちゃんと付き合ってたの?」



あぁまた面倒な事になった...



「どうでもいいだろ?」



「よくないわよぉ、で心愛ちゃんは?」



「知らねぇよ」



あぁ、うっとうしい



俺は二階に上がった




< 113 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop