隣のアイツはあまあま狼!
心配してないかぁ
地味に傷つくよその言葉
わたしなんかどうでもいいって言ってるような気がして・・・
「あれ、心愛どうしたのこんなところで」
「祐杞?」
「どうしたの!?なんで泣いてるの?」
え、わたし泣いてたの?
わたしは涙を拭った
悲しいわけじゃないけど涙が止まらなくて
「また金浦くんになんか言われた?」
違うよ、翔のせいなんかじゃない・・・たぶん
わたしは首を横に振った
「じゃどうしたの?」
「わかんない、ただ勝手にでてきたの」
祐杞はそれ以上何も言わずにわたしを抱き寄せた
「祐杞?」
「心愛、寝よ?」
わたし達は祐杞の部屋に向かって歩き始めた