隣のアイツはあまあま狼!



「あ、その子もしかして心愛ちゃん!?」



だ、だだ、誰!??



明るい茶色で腰まである少しカールのかかった髪



整った顔



「夢芽、邪魔すんなよ!」



ゆめ?



「心愛ちゃん初めまして、翔の姉の夢芽よ、よろしくね♪」



「どっか行けって」



「冷たいなぁ、あ、ご飯作っといてあげたわよ?」



あ、行っちゃった...



夢芽さんは二階へと上がって行った



「ごめん、急に何か帰って来ちゃって」



「謝る事ないじゃん、それよりご飯食べよ?」



「そうだな」



ダイニングへ向かう



テーブルには美味しそうな料理が二人分並べてあった



「美味しそう...」



わたし達は座ってそれを食べた



「翔のお姉ちゃんすごいよ!」



すごく美味しい!!



「こっち向け...」



「え?」



翔はわたしの顎を持ち上げると...



なななな、舐めたぁぁぁぁあああ!?



口舐められた!



「ケチャップついてた...食べるの下手だな」



そう言ってわたしにキスをする



き、キス!?





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