隣のアイツはあまあま狼!
屋上には寧々ちゃん、隼人くん、祐杞が居た
...ん?
祐杞??
何故!?
「なんでいとこが居るんだよ」
「さぁ、わかんないんだけど」
「お前ここで何してんの?」
「心愛ぁ~!!」
えっ!?
祐杞はわたしを思いっきり抱きしめた
「お前、無視かよ!!、つか離れろ!!心愛は俺のだ」
「別に無視したわけではないよ?あと心愛は君だけのものじゃないしね
で、どうしたの?」
「お前が何でここに居るんだよ」
「それはね、心愛が君に傷つけられないか見張るためだよ♪」
密かに祐杞は心配性なんだね
「そんな必要ないから」
「絶対にあるね!だって君自分の事しか考えられないおバカさんだもん」
「ふざけんなよっ!!」
け、喧嘩になるの?これは
止めたほうがいい?
「翔も祐杞くんも喧嘩なんてするな、空気が悪くなんだろ?」
お互いの胸ぐらを掴んでいる二人の間に隼人くんが入って二人を叩いた
「ってぇな!隼人なにすんだよ!」
「そう怒んなって、この子だって喧嘩のつもりで来たんじゃないんだから」