隣のアイツはあまあま狼!



わたし達は昼食を済ませ教室へ戻る



「なんでいとこが俺らのとこ来るかな?」



「良いじゃんにぎやかになって」



「ほんとだな、悪い意味で」



祐杞の事ほんとに嫌ってるんだなぁ・・・



悪い子じゃないんだけど・・・



次の授業の準備をしながらそんなことを思った



「なぁ、心愛」



「何?また教科書?」



「俺何も言ってないのによくわかったな」



「翔の事なんて何でもわかるよ?」



わたしは机を翔のほうへ寄せた



どうせくっつけたって寝ちゃうんだけどね



こんなので1カ月後のテスト大丈夫なのかな?



でもなんか久しぶりだなこうやって授業受けるの



いつもどうりの生活に戻ったっていうか



こんなに照れくさかったっけ?






< 144 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop