隣のアイツはあまあま狼!




1ヶ月後あの事なんて忘れてしまった時



「翔、わたしと別れて?」



その瞬間俺の頭は真っ白になって、何が何だかわからなくなった



「何で?」



「好きな人できたの」



「俺以外で?」



「うん、だからゴメンね、でも翔と居て楽しかったよ」



付け加えるかのように言った言葉



そんな事言われたって、俺の気分はなおらねぇんだよ



恋菜は俺の前から消えてしまった



まだ俺には理解できなかった



別れを告げられた海岸沿いで俺は座りこんでしまった



何で急に・・・



俺はそんなにつまらない彼氏だったのか?



いまだに混乱する頭を抱え込みながら呆然としていた




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