隣のアイツはあまあま狼!
「隼人達まだ来てないな」
「そうだね」
駅前に着いて辺りをキョロキョロ見渡すけど2人の姿はどこにもない
「道に迷ったとかかな?」
「それはないと思う、隼人のやつ意外にちゃんとしてるから」
翔は携帯で何か確認してるみたい
「メールも無しか・・・心愛喉かわいてない?」
「そういや、ちょっと」
水筒持ってくれば良かったね
初夏だからそこまで暑くないし“まぁいっか”って思っちゃったんだよね
「確かあっち自販機あったよな」
「あったっけ?」
「確か・・・お茶でいい?」
わたしは適当に「うん」答える
「んじゃ、ここで待ってろ、すぐ戻る」
わたしに背を向けると自販機探して歩いて行く
途中で振り替えってわたしが居ることを確認しながら・・・
わたしはそこまで信用がないの?
高校生なんだから待つことくらいできるのに