隣のアイツはあまあま狼!



「隼人達まだ来てないな」



「そうだね」



駅前に着いて辺りをキョロキョロ見渡すけど2人の姿はどこにもない



「道に迷ったとかかな?」



「それはないと思う、隼人のやつ意外にちゃんとしてるから」



翔は携帯で何か確認してるみたい



「メールも無しか・・・心愛喉かわいてない?」



「そういや、ちょっと」



水筒持ってくれば良かったね



初夏だからそこまで暑くないし“まぁいっか”って思っちゃったんだよね



「確かあっち自販機あったよな」



「あったっけ?」



「確か・・・お茶でいい?」



わたしは適当に「うん」答える



「んじゃ、ここで待ってろ、すぐ戻る」



わたしに背を向けると自販機探して歩いて行く



途中で振り替えってわたしが居ることを確認しながら・・・



わたしはそこまで信用がないの?



高校生なんだから待つことくらいできるのに



< 176 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop