隣のアイツはあまあま狼!



誰ですかこの人達・・・



「キャッ!?」



わたしは腕捕まれてそのまま胸の中にスッポリ収まっている



上を見上げる、それは翔だった



「お前ら誰?」



「は?お前こそだれだよ」



「俺?・・・おれはこいつの彼氏」



わたしの頭を軽くポンポンしながら男に冷たくいい放つ



「なんだ、彼氏居んのかよ」



「おもしろくねぇし」



男はブツブツ言いながら去って行った



「はぁ、だから1人にはしたくないんだよ」



「翔ありがとね」



「・・・心愛がモテると、俺困るんだけど・・・」



わたしの頭の上に顎をのせてムスッとっした声で言ってくる



「い、意味分かんないんだけど?」



「分かれよ・・・だから他の男と心愛が喋ってるのみてると・・・なんか・・・なんか妬ける」



甘えた口調でそんな事言ってる



「ヤバイ・・・超恥ずかしい・・・心愛のせいだから」



わ、わたしのせいですか?



翔はわたしの頭に顔を埋めてギュッと抱き締めた



「み、皆に見られたらどうすんのよ!」



「別に・・・見せびらかしてもいいけど?」



あいからわず顔を埋めてストレートに返事が帰ってくる



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