隣のアイツはあまあま狼!



約束の場所では既に寧々ちゃんと隼人くんが待っていた



「翔達遅かったな」



「うん、まぁな」



「二人共待ってたらさぁ、外が凄いことになってたよ?」



「凄い事って?」



わたしが寧々ちゃんに聞くと寧々ちゃんは嫌そうな顔で「どしゃ降り」って呟いた



「マジで!?」



それを聞いた翔も嫌そうな顔をする



「それでさ、駅まで近いし走ろうと思うんだけど二人共大丈夫?」



大丈夫って



よくなぁぁい!!



わたしヒールだし、ノースリーブだし寒い!!



< 189 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop