隣のアイツはあまあま狼!
約束の場所では既に寧々ちゃんと隼人くんが待っていた
「翔達遅かったな」
「うん、まぁな」
「二人共待ってたらさぁ、外が凄いことになってたよ?」
「凄い事って?」
わたしが寧々ちゃんに聞くと寧々ちゃんは嫌そうな顔で「どしゃ降り」って呟いた
「マジで!?」
それを聞いた翔も嫌そうな顔をする
「それでさ、駅まで近いし走ろうと思うんだけど二人共大丈夫?」
大丈夫って
よくなぁぁい!!
わたしヒールだし、ノースリーブだし寒い!!