隣のアイツはあまあま狼!
う、冷たい!
冷たさのあまり目が覚めた
おでこが冷たい!
手を当てると濡れたタオルがのせてあった
あれ、何これ
体を起こしてわたしはビックリ
ベットに寄り添って寝ている翔が居たから
え、学校は?
時計を見ると現在1時過ぎ
おかしい...
いるはずのない人がわたしの部屋でスースー寝息たてて寝てるなんて
絶対におかしい
「...あれ...心愛起きたんだ」
翔が目をこすりながらクワァッとあくびして伸びる
「翔、学校は?」
「ん?...あぁ、抜けてきた」
「さぼり!?」
「別に...許可はもらった」
「誰に!?」
「星野」
先生じゃないし!!
生徒だし!
何やってるんだぁ、寧々ちゃん!!