隣のアイツはあまあま狼!
「だいたいわたしがあんなのを好きになったのが間違いだった」
わたしは今カラオケルームにて愚痴を言いまくってます
じゃないと泣いてしまいそうで怖いから
「心愛かわいそうだな」
岡野くんはそんなわたしの愚痴を嫌な顔1つせず聞いてくれる
「わたし初めてできた彼氏があんなだなんて思いたくないよ」
「心愛?」
あ、ヤバイ
涙こらえてたのに出てきた
しかも止まんないし
岡野くんだけには見られないように涙を隠した
「岡野くんどうやったら・・・
翔の事考えずに済むの?」
こんな事聞いたって岡野くん困るだけだよね
わたし、ここに来て後悔した・・・
辛いだけだった・・・
「ごめん、こんな事言って
わたし今日は帰るね」
「ちょっと待てよ!」
「大丈夫だよわたしなら・・・
学祭一緒に盛り上げようね」
ドアを開けようとしたとき
強い力でソファーへと引き戻された