隣のアイツはあまあま狼!



「翔?どうしたの?」



バットタイミング



恋菜が様子見に来てしまった



「や、大和!?」



「よう、恋菜」



大和は俺から手を放した



「大和何してるの?」



「恋菜、こいつお前の事好きなんだってさ」



恋菜はポカンと口を開けて固まってる



「翔、テメェ、何言ってやがる!」



「だって、ほんとのことなんだろ?」



「・・・ッ・・・ざけんな!」



大和の拳が上げられる



俺は目をつぶった



でも、俺の顔に激痛が走る事はなかった



「大和、お願いだから止めてよ」



恋菜が泣きながら俺の前に立ってた



< 228 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop