隣のアイツはあまあま狼!
「ん、取り合えず体拭けよ
ずぶ濡れじゃん」
家に帰ってすぐにわたしの頭にはタオルが乗せられる
「ありがと」
「俺、体が温まる飲み物作るから
ソファーで待ってろ」
翔はせかせかとキッチンへと向かっていく
しっかり体を拭いてソファーに座って待った
ボウとするわたしの頬に暖かい物が触れる
「ほら、ミルクティー
これ飲んで休んどけ」
両手に1つずつマグカップを持ってきた
わたしがマグカップを受け取ったのを確認して翔もわたしの隣に腰を下ろした
熱々のミルクティーを一口飲んだ
「ど?おいし?」
「うん、すごく美味しい」
「そっか・・・
心愛の笑顔見れて良かった」
「え、ほんとだ笑ってる」
「良かった元気になってくれて」