隣のアイツはあまあま狼!



次の瞬間腕をグイッと引っ張られソファーから落ちた



翔にキャッチされたので痛くはなかったけどね



「そんなマジマジ見られると起きるタイミングわかんないんだけど」



「お、起きてたの~?」



「ついさっき起きた」



さっきって、全然気付かなかった!



「にしても、心愛暖かい」



わたしをギュウッと抱き締めて眠そうに言う



翔の心臓の音聞こえてる・・・



翔はそのままわたしの唇にキスを落とした



「な、何して」



「ボウッとしてたから」



そう言って何故かわたしの顎に指を当てて口を開けるともう一回キスしようとする



「あぁぁあ!!お弁当作んなきゃ!」



「ビックリさせんなよ」



ほんとは恥ずかしくてたまらなかっただけ・・・



翔の腕から解放されて



わたしはせかせかお弁当の準備に取りかかる



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