隣のアイツはあまあま狼!



わたしは今当日準備の真っ只中



かなり忙しい



「心愛~、わたし今気づいた事がある」



「どうしたの?寧々ちゃん急に」



「学祭隼人と楽しめないよ」



隣に居た寧々ちゃんがそんな事を言う



そっかわたし達はずっと店番だからね



じゃ、わたしも翔と楽しめないのか...



バカだわたし



そこまで考えてなかった...



「今更どうしようもできないので...」



「そうだけどさ~」



両手を前で合わせてゴメンっと一言謝った



「そういえば、隣の教室に翔と隼人くん居ると思うよ?」



「ほんと!?」



「たぶんだけどね」



寧々ちゃん目が輝いてる...



「心愛!チャンスだよ、行こ!!」



「え、だって準備が、それにわたし実行委員」



「いいからさ!」



わたしの手を掴んでグイグイ歩いてく寧々ちゃん



何でぇぇぇぇえ!!



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