隣のアイツはあまあま狼!
「心愛わたし先帰るね」
「うん、お疲れ~」
寧々ちゃんにバイバイと手を振った
わたしも速く行かなきゃ翔が待ってる
「心愛、これやっとけだってよ」
パサッと頭に置かれた1枚のプリント
後ろを向くと片手をポケットに突っ込んでる大和くんが立ってた
「プリント?」
「おぉ、今日のまとめ的なやつ
俺か心愛どっちかが今日中に書いて提出」
うっそぉ
めんどくさい
「だから心愛書いてくんね?」
はい??
わたしは無理だよ!?
だって約束が
「な、何でわたしが...」
「俺、そういうのニガテだから
んじゃ、よろしく♪」
そう言って帰って行った
いやぁぁぁぁああ!!
何でこうなっちゃったの!?
わたしはすぐに筆箱を出してかきはじめた