隣のアイツはあまあま狼!
「あぁもぉ、何か言えよ・・・
恥ずかしいだろ!」
「嬉しい、翔とお揃いなんて
ありがとうね翔♪」
ニコッと微笑むと翔はネックレスをポケットにしまった
「その笑顔反則だから
つか、俺以外の男に見せんな」
翔はわたしをギュッと抱きしめとそっとキスをした
「お揃いで買ったからには絶対
心愛を幸せにしてみせるから
だから心愛も俺の側から離れんなよ」
プロポーズ?
翔の目は真剣そのもので思わず翔の腕にスッポリはまったまま見つめ返す
「う・・ん」
「っ・・・泣くなよ、まだ何も言ってないんだけど」
そう言うと不器用な手つきでわたしの目を伝う涙を拭き取った
「最後ちゃんと言っていいか?」
わたしはグズッと鼻をすすりながらコクリと縦に首をふった
それを見た翔はフッと笑って一言だけわたしの耳元でそっと囁いた