隣のアイツはあまあま狼!




1時間目が終わった時




「心愛ちゃん、なんか翔くんが体育館倉庫来てって言ってたよ?」



そんな事を伝えられた




体育館倉庫?



何でかな?




わたしは体育館へと向かった




「翔?」




わたしが体育館倉庫に入ると




翔ではなく4人の強面な女子が居た





「マジで来るなんて思わなかったよ、心愛ちゃん」



「ほんとほんと、バカだよね?」




誰?




「急なんだけどさ、あんたさ翔のなんなの?

毎日毎日一緒に学校来たり」




「....」




「おい、なに無視してんの?」




「別に無視じゃ...キャッ!!」





壁に押し付けられた



女の人はハサミを持っていた




「早く言えよ」



「....」



「マジでムカつく!!」



「やめて、イヤぁ!!」




ハサミは頬をかすめ



髪の毛の先が地面にパラパラと落ちた




嫌、怖いよ



誰か....





< 51 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop