隣のアイツはあまあま狼!



「心愛大丈夫か?」



翔はわたしの肩に手を当てた



「震えてる、怖かっただろ?」



翔の優しい声がわたしを包んだ



「頬と髪の毛切られたんだな」




翔は切られた部分の髪の毛を触った




「隠せない事もないよな?

あと、これ絆創膏」




絆創膏をはがすとそっとわたしの頬に貼ってくれた




「教室戻るぞ、ほら立てるか?」



そう言ってわたしに手を差し出した




優しい、こんな1面もあるんだ



ある時は意地悪で



またある時は優しくって



なぜか胸がギュってなっちゃうよ






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