隣のアイツはあまあま狼!
「帰るぞ!!」
翔はわたしの手を乱暴に掴みスタスタ
歩き出した
あ、そういやわたし達恋人になったんだっけ?
なんかくっつきたい
わたしは翔の腕に腕を絡ませた
「何してんだ?」
「くっついてる....嫌?」
「別に、嫌じゃない」
翔は頭をかきながら
わたしと目を合わせずに恥ずかしげに言った
いつも意地悪でクールな翔
でも、ヤキモチ妬いたり照れたり
カワイイとこもあるって初めて知った
翔の全部が知りたい
なんて欲張りになるわたしってバカ?