隣のアイツはあまあま狼!
「全部、翔が悪いんだよ」
「は?」
「わたし以外の子と抱き合ったりするから・・・」
「ごめん、あれ幼馴染」
「・・・へ?」
「だからただの幼馴染
別に好きじゃないし」
それをきいて少しホッとした気がした
「俺は前から心愛だけが好きだから」
わたしの顔がみるみる赤くなってるような気がする
「そんな赤面すんなよな
なんか・・・言ったこっちまで恥ずかしいんだけど」
とそっぽ向いて言った
わたしは翔をじっと見つめていた
「んだよ?」
「もっかい言ってよ!」
「はぁ!?んなの2回も言うかバーカ
こっちが恥ずかしくなんだろ?
つか、用事あったんじゃないの?」
「あ・・・」
すっかり忘れてた
わたしは慌てて書類を集めはじめた