隣のアイツはあまあま狼!




わたしが教室に入り自分の席へ向かった




「あ、心愛お帰り」




翔が笑顔で迎えてくれた




そっからはお互いなにもなく静かだった




のに・・・





「心愛ちゃ~ん!」





勢いよくわたしに抱きついてきたのは古谷さん





「・・・乃愛??」




「あ、翔だ、やっほう~♪」



「お前教室大丈夫なのか?」




「うん人少ないから平気だよ」





わたしの背中に顔を押し付けながらのんきに翔と話している





「古谷さん、離して?」



「ヤァダね」




即答だった




「あとねぇ、心愛ちゃんとお友達になったのぉ」




ポカンとする翔を他所に話を進める古谷さん




「わたし達いつ友達になったの!?」



「えぇぇえ、酷いよぉ乃愛泣いちゃうよ??

うぅ・・・」




と下を向いて泣きだした



これはわたしが悪いのか?








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