隣のアイツはあまあま狼!




「僕はどうすれば心愛にもっと見てもらえるのかな?」




祐杞は悲しそうにほほ笑んだ



次の瞬間祐杞の唇が急に近づいてきた



一瞬キスされるって思った




「あぁ・・・僕何やってるんだろ?

心愛ごめんね」





そう言ってわたしから離れると



祐杞はソファーから立った




「目の腫れ治ったね

送ってくよ」




そう言って部屋を出て行った



わたしもそのあとに続いて部屋を出た



送ってもらう間なんの会話もなく歩いた



さすがに翔の家に送ってもらうのはまずいので



わたしのいえの前まで送ってもらった




「じゃぁ、また明日」



そう言って祐杞と別れ再び翔の家へと歩き出した






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