隣のアイツはあまあま狼!
わたし達は家に入った
リビングに入ったところで翔はわたしのほうを向いて
「今日一緒に帰れなくてごめん」
と申し訳なさそうに手を合わせて謝った
「いいよ、別に・・・
仲が良いんね・・・古谷さんと」
「?もしかして妬いてる?
乃愛と俺が一緒に帰ったから」
「そうかも・・・」
そう、きっとわたしは嫉妬してるんだね
でもこれは仕方ない事・・・
翔と古谷さんは幼馴染なんだから
わたしが祐杞と仲が良いように
翔だって古谷さんと仲が良いんだ
わたしが気にしたってどうにもならない事だよね
「ごめん今日夜ごはんいらないや」
わたしは自分の部屋へ行きベットに飛び込んだ
そのまま顔を伏せて泣いた
わたしが泣いたってどうにもならないのに
ただとめる事が出来なくて
ずっと泣いていた