彼女志願!2nd
「萌、俺の首の後ろに手を回して」
「うん?」
首をかしげながら言われたとおりにすると、ふわっと体が浮かぶ。
そのまま上半身を起こした穂積さんの膝に座るような形になってしまった。
そして彼はそのまま私をぎゅーっと抱きしめる。
「穂積さん?」
「たまにはこういうのもいいかと思いまして……」
「思いまして?」
「甘えたい気分なんです」
そして私の肩におでこをくっつけた穂積さん。
な……なんて可愛いのーーーー!!!!!!
胸がキュキュキューンと締め付けられる。