すきだよ…。
すき。
キーンコーンカーコン…。授業はじまりのチャイムがなる。





「ゆえあたしさぼるから、先生にうまく断っておいてくんない?じゃっ、よろしくぅ☆」

親友の萌絵…。。
また、萌絵授業さぼるんだぁ…。
先生になんて言おうかな…。
はぁ。


それより、私は最近気になる人がいる。
名前は秀也。
先生が言うには、アイツは病気を持ってるらしい…。そのせいか学校にはほとんど来ない…。



「ゆ…え……さん、ゆえさん!!なにぼけっとしてるんですか!授業に集中しなさいっっ!」


「すいません……。」


最悪、今日はついてないや。



「ガラガラッ」
教室のドアがあいた。

「遅れました。」

あっ!!


「じゃあ、早く席について」


先生もさすがに、秀也の病気のことを知っているせいか怒りはしない…。

はぁ、なんでこんなにアイツのことが気になるだろ…。



キーンコーンカーコン。


終わりのチャイムがなる。
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