Time〜元新撰組と現代少女〜
私の目の前に差し出された原田は、背中を押している永倉さんに文句を言うが、永倉さんは一向に止めようとしない。
永「左之、堪忍や。だって今日の主役が優先だから。」
総「そ、栞ちゃんの言葉が絶対だよ♪」
永倉さんと総司がそう言うと、原田は諦めたのか、抵抗しなくなった。
原「あぁ、もう分かったよ!!煮るなり焼くなり好きにしろ!!!!」
栞「……………つまんない。永倉さん、離して良いよ。」
永「ん、そうか。分かった。」
原「……………ぇ?」
私の発言と永倉さんの行動に呆気に取られた原田。